※Amazonのページで紹介しているビデオテープ・DVD・ブルーレイ等のソフトは、日本語吹替え音声を収録していなかったり、このページで紹介しているものとは異なるバージョンの日本語吹替え音声を収録している場合もありますので、ご購入等の際はご注意ください。
博士「小林君!荷物は届いたかっ!?」
小林「なんですか博士、血相変えて。あ、そういえばさっきAMAZONからこんな箱が…」
博士「そそそそれじゃ!寄越したまえ!(バリバリバリ)」
小林「(…AMAZONの箱ってちゃんと『ここから開けろ』って書いてあるのに、いっつも逆やるんだよなー)」
博士「おお!見たまい小林君!ついに届いたぞ!!」
小林「…あー、スター・ウォーズねー ( ̄− ̄)」
博士「なんじゃその『おはよう忍者隊ガッチャマン』みたいな棒読みは」
小林「だって博士SWのソフトっていくつ持ってます?」
博士「ぎくっ」
小林「まずLDの単品が二セットずつありますよねー」
博士「あ、あの二枚目のほうはニューマスターで、最初のとは画質に雲泥の差が」
小林「あとLDのトリロジーボックスも」
博士「そ、それは君、映像特典とブックレットというものがあってだな」
小林「でもこれでもう押入れ半分使ってますよ。その隣にガンダムのLD-BOXもあるし」
博士「それはまた別の話じゃろう」
小林「掃除機がしまえないって奥さんが」
博士「何でそんなこと知っとるんじゃ」
小林「それに加えてDVDも買ってるじゃないですか」
博士「そりゃメディアは進化するもんだからのー」
小林「そういえば博士が昔9,800円でLD買った『ダイ・ハード』、今じゃDVDがコンビニで980円で売ってますね」
博士「( ;∀;)」
小林「ほらほら涙拭いて。…そんでこっちにもBOXと別に『リミテッド・エディション』とかあるし」
博士「だーかーらー、そっちには別ディスクの『劇場公開版』が付いとるの!CGが追加された『特別篇』もそれはそれでアリだがの、やっぱりSWといえば高校一年の夏、学校サボってテアトル東京の大スクリーンで見た、あのバージョンなんじゃ!ファンなら必携!」
小林「…博士って何歳なんですか」
博士「うーるさい!これこそ我が青春の『スター・ウォーズ』!フォースじゃなくて『理力』!ジェダイの騎士は『共和騎士』!そして何よりエピソード6のラスト、エンドクレジットに入るとこの音楽!クマちゃん音頭が♪ア~~っつって盛り上がって、そのまんま♪つんちゃらっちゃらっちゃ、ってエンドタイトルに繋がる、あそこんとこ!ね?」
小林「いや『ね?』って言われても」
博士「それだけではなーい!あの幻の『劇場公開時の日本語吹替え版』も収録されとる。なんと主役が奥田瑛二に森本レオじゃ!ルークが『円盤戦争バンキッド』っつーのもスゴいが、森本レオの気の抜けた台詞回しもハン・ソロのキャラに妙に合っとった!『積水ぃ、ハウスのぉ、シャーウッドぉ』」
小林「うわ似てねー」
博士「しかしこれでレイアが桃井かおりだったらまんま『もう頬づえはつかない』じゃの!銀河系だかATG的四畳半だかわからん!ちなみに私ゃ昔桃井かおりのファンでな、彼女が歌ったLPも持っとるぞ。♪あた~し~タバ~コ~やめないの~」
小林「博士、話がSWから百万光年離れてます」
博士「ともかく、そんな変遷を経てついにブルーレイじゃ。長生きはするもんだのう(´;ω;`)」
小林「博士、毎回先行のオールナイトに駆けつけてましたもんね」
博士「そうじゃ。『エピソード1』の時なんか日劇に6時間並んで、前から四列目に陣取って「わ~」とかやってたら毎日新聞に写真撮られて、翌日の朝刊の一面を飾ってしまった!当時の上司がそれを見て「何やってんだお前」と呆れとった!そんで劇場のスタッフが『皆さんのカウントダウンで上映開始です!』とか言うもんだから全員で『3!2!1!』ってカウントダウンしたのに、いざ始まったのは本編じゃなく『アンナと王様』の予告編で、一瞬上がりかけた歓声が一転して大ブーイングの嵐になったもんじゃ!」
小林「…なんか楽しそうだなあ…あれ。博士、そのBOX同じの二個ありません?」
博士「こっちは普段使いでこっちは保存用」
小林「そういうことするから押入れが塞がるんですよー」
博士「大きなお世話じゃ。しかし今回のブルーレイで残念なのは、吹替え版がオフィシャルのバージョンしか入ってないことだのう。まあルーカス大将の方針で仕方ないっちゃあ仕方ないが、ファンの間では語り草になっているバージョンがあってな」
小林「あ、もしかして伝説の日テレ初放送版…」
博士「そのとーり!当時はビデオデッキがなくての、当日はテレビの前で正座して待っとった。そんで本編の前にやったタモリやら研ナオコやらのしょーもないコントにも付き合ったんじゃ。正直アレは辛かったぞ」
小林「お察しします」
博士「思い出すのお。ルークがラガー刑事でレイアがコメットさんで、ハン・ソロはリーブ21。船長がいつ『愛のメモリー』を歌いだすか冷や冷やしたもんじゃ」
小林「ないない」
博士「そんでまたリーブ21の吹替えがこっちの予想の斜め上45度を行くテンションでのー。デス・スター破壊後の『ひゃったなあ小僧ぉ!おビごとぉ!』は末代までの語り草じゃ」
小林「誉めてるんですかねそれ」
博士「まあそんなこんなも引っくるめての『スター・ウォーズ』じゃ。ファンの夢の結晶じゃよ」
小林「そうですかー。じゃあやっぱり今回のブルーレイは永久保存版ですね。…まあ十年もすれば次のメディアが出るでしょうけど」
博士「…お前なんぞ暗黒面に落ちてしまえ(#-ω-)凸」