※Amazonのページで紹介しているビデオテープ・DVD・ブルーレイ等のソフトは、日本語吹替え音声を収録していなかったり、このページで紹介しているものとは異なるバージョンの日本語吹替え音声を収録している場合もありますので、ご購入等の際はご注意ください。

『いざ漕ぎ出さん、電網の大海へ』

「あけましておめでとうございます@浅草寺に初詣なう」…あ、いけね。Twitterにつぶやくつもりが書くトコ間違えちゃったよwww
…というのはすいません嘘です。「ツイッター?何それおいしいの?」とは言わないまでも、greeやらモバゲーやら、巷にあふれるSNSの名前を「聞いたことはありますけどねー、よく分かんなくて」と言い訳しながら、去年買ったのにアプリの使い方がさっぱり分からないiPhoneをひねくり回している。そんな貴兄(私?)にお勧めの一本。

『ソーシャル・ネットワーク』

img_tron ソーシャル・ネットワーク公式サイト

2003年、ハーバード大学に通う19歳の学生マーク・ザッカーバーグは、大学内で友達を増やすため、大学内の出来事を自由に語りあえるサイトを作る。二人で始めたこの小さな計画は、瞬く間に大学生たちの間に広がり、ナップスター創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、ついには社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと一気に成長を遂げる。一躍時代の寵児となった彼らは、若くして億万長者へと成り上がっていくのだが――。

監督が「セブン」や「エイリアン3」のデヴィッド・フィンチャーと聞いて、てっきり大学内で起きた猟奇連続殺人を天才パソコンおたくが追う話かと思ったら、見事に違いました。単に友達を作ろうと始めたネットワークがあっという間に巨大化し、予想もしなかったところで富や名声や利権や裏切りが渦巻いていく。金儲けもビジネスも頭になかった一人の若者がその渦に巻き込まれて翻弄される姿は、秀逸な脚本と切れのよい演出で、良質な知的エンタテインメントとなりました。今年度アカデミー賞の有力候補と言われるのも納得できる秀作です。

キャストの多くは未だ無名に近い若手俳優ですが、それ故に圧倒的なリアリティを感じさせます。「あー、こういうオタクっぽいのウチの学校にもいたわ」てな感じ。そのリアリティを支えている大きな要因が、脚本家アーロン・ソーキンの筆による圧倒的な量の台詞。何しろ登場するのが天才君ばかりなので、みんなおそろしく頭の回転が速く、同じぐらい口も速い。ネットワークの概念からコンピュータのシステム、果ては恋人への愛の言葉からケンカ別れした友人との罵詈雑言まで、怒涛のような台詞が洪水のごとくスクリーンから押し寄せてきて、「あ、すいません、今のもう一回…」なんて凡人の戸惑いはあっという間に押し流されます。テレビだったらここで池上彰さんの解説が入るところですが、映画はそうは行きません。そんな時の強い味方が日本語吹替え版(やっと本題!)。

正直な話、この作品が吹替え版同時公開と聞いたときは「?」と思いました。ファミリー向けCGアニメでもSFX超大作でもない、どちらかといえば地味な人間ドラマで吹替え版が劇場公開される例はあまりないですからね。でも本編を見たら上記のような有様で、吹替え版の必要性を深く納得した次第。

しかし、こういう作品でこそ吹替え屋の腕が問われます。「見世物」ではない「真実のドラマ」を、如何にして吹替えで再現するか。翻訳を吟味し、キャスティングを熟考し(日本語版キャストは「話題のふきカエ」参照のこと)、いざ録音現場では馬力で押し切る。まさに文武両道、コンピュータ制御されたブルドーザーのような「緻密な力ワザ」をもって、今回の吹替え版は作られました。その成果はぜひ劇場でお確かめください。これだったら池上彰さんの解説がなくても大丈夫。

「アタマのいい映画」を見るときは、観客側にも最新スペックのパソコン並みの演算処理能力が求められます。去年ヒットした「インセプション」もそうでした。目もくらむような知的快感に陶酔しつつ、登場人物たちの織り成す人間ドラマにも感動し、見終わったら何となーくちょっと頭がよくなったみたいな感じがする(いや、するだけですけど)。それを全部ひっくるめて二千円でお釣りが来るんですから、いやー映画ってのはやめられません。正月ボケのアタマに活を入れてくれる一本、ぜひお近くの劇場でご覧ください。

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皆様 あけましておめでとうございます。
今年も皆様と楽しい映画(ふきカエ)ライフを過ごして行きたいと思います。

アウトブレイク [DVD]

さて、2011年のスタートは、1995年作品

『アウトブレイク』
[画像はAmazon.co.jpより]

アメリカの小さな町が封鎖されてしまうほどの大パニックを起こしてしまう恐ろしい“モターバウイルス”(映画ネーム)。 この頃、アフリカでエボラ出血熱と言う致死率の高い感染病が流行り、その絶大な伝染力は世界中を震撼させました。

DVD版のふきカエは、ダスティン・ホフマンに野沢那智さん。

レネ・ルッソに宮寺智子さん。そして私の大好きなモーガン・フリーマンに前田昌明さん、等のベテラン勢。

現在、インフルエンザを始め、いろいろなウイルスの脅威にさらされている私たちには必見です。うがいと手洗い忘れずに(笑)

 

次に、寒〜いこの冬。皆さんで声を出してあたたまりませんか。

サウンド・オブ・ミュージック <ファミリー・バージョン> [DVD]

1965年作品

『サウンド・オブ・ミュージック』
[画像はAmazon.co.jpより]

テレビでも、何度でも放送され、多くの人々に愛されている作品です。

そのDVD最新版は、字幕も見れちゃうし、前のふきカエキャストも見れちゃうし、布施明さん、島田歌穂さんバージョンも見れちゃうというすぐれ物。

そして特典映像として、見ている皆様で名曲を歌えるという逸品です。

さぁ皆様、歌おうじゃありませんか!

と言う訳で、この2本をおすすめしちゃいます。

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