長谷川のお薦めって事でどうでしょう♥︎

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世間を騒がせた新幹線の事件や5歳の女の子に対する虐待などの悲しい出来事が続く、鬱陶しい梅雨のこの季節。皆様、カビていませんか?

カラー・オブ・ハート [DVD]
では今月1作目、1999年に公開されたゲイリー・ロス監督&脚本作品

『カラー・オブ・ハート』

をご紹介します。
主人公のデイビッド(トビー・マグワイア)とジェニファー(リース・ウィザースプーン)は、高校に通う双子の兄弟。恋と化粧に忙しく、イマドキ娘のジェニファー。対するデイビッドは、50年代の白黒テレビドラマ「プレザントヴィル」に夢中のオタク系男子。
ある夜、テレビのチャンネル争いに熱くなった2人は、その拍子にリモコンを壊してしまう。そこへ不思議なことに修理工の老人(ドン・ノッツ)が現れ、奇妙なリモコンを手渡した。そのリモコンでテレビをつけると、なんと2人はドラマの世界に入り込んでしまったのである。そこは全てが白黒、同じ日々、どこまでも純粋な住民が住んでいて、犯罪も何もない完璧な町。戸惑う2人だったが、仕方なく2人の両親らしいジョージ(ウィリアム・H・メイシー)とベティ(ジョアン・アレン)とその世界で暮らしていく。しかし、平穏すぎる毎日に嫌気がさしていたジェニファーのちょっとした悪戯心で、スキップ(ポール・ウォーカー)と関係をもってしまう。その出来事が「プレザントヴィル」の世界に大きな変化をもたらすこととなった。
そんなファンタジーの世界を彩るふきカエのキャストは、デイビッドを草尾毅さん、ジェニファーを松本梨香さん、ジョージを掛川裕彦さん、ベティを一城みゆ希さん、修理工を青野武さんと豪華なメンバーがアテられています。
テーマは「変化」。この夏、皆様も変化してみませんか? 今年は世界的にも変化の年ですから。
 

ピースメーカー [DVD]
続きまして2作目にご紹介しますのは、1998年に公開されたミミ・レダー監督作品

『ピースメーカー』

です。
物語は、ロシアから解体される予定の核弾頭が10基盗み出され、そのうちの1基が爆発したことから始まる。その事実を確認したアメリカは、ケリー博士(ニコール・キッドマン)ら専門家を集結させ、ロシア担当情報参謀のデヴォー中佐(ジョージ・クルーニー)と共に、ウィーンにて輸送に使ったトラックの足取りを掴んだ。
ボスニアでは外交官のデューサン(マーセル・ユーレス)が国連に派遣されることが決定。監視衛星でトラックを捉えたデヴォーとケリーは盗まれた9基の核弾頭のうち8基の回収に成功し、残りの1基の行方を追っていた。その目的地はどこなのか!? そして、その意志とは何なのか!?
手に汗握る緊迫したストーリーに、デヴォーを小山力也さん、ケリーを佐々木優子さん、デューサンを山野史人さんが、迫力ある演技でアテられています。
最近の世界の変化と共に未だ繰り返されるテロの悲劇、人間の業。いつか全世界に平和が訪れますように…。
 

[作品画像はAmazon.co.jpより]
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