- 2016.11.1
- コラム・キングダム
- 長谷川のお薦めって事でどうでしょう♥︎
秋深し、黄昏時は寂しいけれど、赤ちょうちんを見れば、元気いっぱいな今日この頃です。皆様、いかがお過ごしでしょうか? 私は、8月にお友達になった新しいテレビさんとも仲良くしている次第です。
さてさて、今月もオススメの2本をご紹介します。まずは、2015年3月に公開され、数々の賞を受賞した、モルテン・ティルドゥム監督作品
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
です。
寄宿学校で不遇な日々を送っていた少年アランは、友人クリストファーと暗号の世界にのめり込んでいた。月日は流れ、世の中が第二次世界大戦という過酷な時代に突入した頃、天才数学者となったアラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は、デニストン中佐(チャールズ・ダンス)の指揮の下、ヒュー(マシュー・グード)、ジョン(アレン・リーチ)、ピーター(マシュー・ビアード)らと共に、ドイツ軍の暗号機エニグマの解読に挑むチームを結成する。しかし、協調性のないアランは、一人解読装置の設計に没頭し、さらに、チャーチル首相に資金不足を直訴する手紙を送るなどしたため、ますます孤立するばかり。戦況が激化する中、ケンブリッジ大学の卒業生ジョーン(キーラ・ナイトレイ)がアランのテストに合格し、チームの一員となった。彼らが日々苦悩し、失敗を重ね、様々な困難の果てに得たものとは…。
激動の時代をリアルに演じるふきカエのキャストは、主人公アランを三上哲さん、ジョーンを佐古真弓さん、ヒューを福田賢二さん、デニストン中佐を有本欽隆さんと、秋の夜長を彩る豪華なキャストで、見応え十分! 是非、じっくりとご覧あれ!!
続きまして2本目は、2004年公開、ティム・バートン監督作品の
『ビッグ・フィッシュ』
です。こちらは、魚の映画…ではなく、父と息子の優しい物語です。
妻ジョセフィーンと暮らす、ジャーナリストのウィル(ビリー・クラダップ)。彼の父、エドワード(アルバート・フィニー)は自らの人生を巧みに語って、聞く人を魅了する。ウィル自身も子供の頃は、父の奇想天外な話が好きだったが、歳を取るにつれ、それが嘘の作り話だと気付く。いつしか父との距離は離れ、2人は不和になっていった。そんなある日、母サンドラ(ジェシカ・ラング)から父の病の知らせを受け、ジョセフィーンと実家へ戻るウィルだったが、相変わらず2人の心はすれちがったまま。実家にて父の荷物を整理していると古い証書が見つかった。そこにはエドワードの過去を知る女性、ジェニファー(ヘレナ・ボナム=カーター)の名前が…。果たして、父と子は仲直りをすることができるのだろうか。
ティム・バートンのファンタジーな世界を表現するふきカエのキャストは、老エドワードを石田太郎さん、若エドワード(ユアン・マクレガー)を森川智之さん、ウィルを平田広明さん、サンドラを唐沢潤さんと、こちらも贅沢なキャストの皆様です。
この秋、たまには”お父さん”と映画鑑賞しませんか? ビールでも飲みながら…。
[作品画像はAmazon.co.jpより]
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