- 2024.3.1
- インフォ・キングダム
クリント・イーストウッドの声を務めるのは伊武雅刀!
伊武さんほか豪華声優陣のコメントが到着しました!
BSテレ東にて毎週月曜夜に放送中の「シネマクラッシュ」。
2024年3月4日(月)夜7時から、全米興収1億ドル突破の大ヒット作『運び屋』をBSテレ東オリジナル吹き替え版で放送します。
今回、豪華声優陣による日本語吹き替え新録が実現!
クリント・イーストウッドが演じた主人公アール・ストーンの声を務める伊武雅刀さん、そして田村真さん、玄田哲章さん、大西多摩恵さんからもコメントが届きました!
●『運び屋』BSテレ東オリジナル吹き替え版 全キャストは →こちら
≪コメント≫
■伊武雅刀(アール・ストーン/クリント・イーストウッド)
クリント・イーストウッドの役を演じることは光栄です。今回の「運び屋」の彼は年齢を召した、いい感じを出しています。それをどう表現するかが難しいところでした。洋画実写の吹き替えは何十年ぶりの仕事なんで、自信満々でやっているわけではないけれど、頑張って演じました。ある意味ドラマをやるより大変な部分もありましたね。昔やっていた頃とはまた違った感覚でやれたと思います。
イーストウッドは偉大な人ですから。昔から好きなんです監督としても。今回の『運び屋』という映画はイーストウッド88歳の時の作品ですが、彼を最初に見たのは「ローハイド」というテレビドラマで小学生の時。いまだに現役というのは本当にすごいと思います。そして歳をとっても「これが撮りたい」ってテーマが次々見つけられる。世の中に対する好奇心がすごいよね。
イーストウッドの映画に外れなし!本当に面白い作品です。是非ご堪能ください!
■田村真(ベイツ捜査官/ブラッドリー・クーパー)
何と!「テレビ吹き替え」の新録で、しかも自分が吹き替えるのは、数々の先輩声優が担当されてきたあのブラッドリー・クーパーですから、台本の香盤表をニコニコしながら何度眺めたことでしょう。収録では玄田哲章さんと台詞を交わすことも出来ました。子供の頃から聞いていたあのお声が、空気をビリビリと振動させて直接自分の耳に届くんですから、これはたまらない瞬間でした。
素晴らしい吹き替え版が完成していることと思います。是非ご期待ください。さて自分は録画予約で永久保存版の準備、と。
■玄田哲章(主任捜査官/ローレンス・フィッシュバーン)
麻薬の運び屋なんて、普通の人間にはありえないシチュエーションに巻き込まれながら、
でも、自分らしく生きていく男の生きざまがカッコイイです。
イーストウッドって、こういう役でも自然体で魅力的だなあと思いました。
派手ではないけれど、じわーっと心に残る作品だと思います。
根底にある「家族愛」を全身で感じてもらえると嬉しいです。
■大西多摩恵(メアリー/ダイアン・ウィースト)
メアリー役のダイアン・ウィーストは素敵すぎる女優!
元夫のアールから「今夜は綺麗だよ」と言われた時の、少女のような戸惑いと、彼女が息を引き取るシーンは、老境に至った元夫婦が、こんなにも色っぽく、愛に溢れているのかと、クラクラしました。
この作品に関われて、すごく幸せです。
スタジオに入ったら、プロデューサーからピーカンナッツのプレゼント!「うーん美味しい!」
劇中に登場するピーカンパイにちなんでの差し入れでした。さて何処で登場するでしょうか? お楽しみに!
≪スタッフコメント≫
■番組プロデューサー・久保一郎(テレビ東京 映画部)
BSテレ東「シネマクラッシュ」では2016年の秋から約2年半にわたり、クリント・イーストウッドの偉大な作品群を一挙放送する企画〈イーストウッド無双!〉をお送りしました。番組はご好評を頂きましたが、担当者としての心残りは、BSテレ東オリジナル吹き替え版を1本も制作できなかったこと。もちろん、洋画番組ファンに愛された往年の名吹き替えがあったからこそなのですが、イーストウッド御大は93歳の今も元気に新作を撮り続けているのに、いわゆる“テレビ吹き替え”は(『ハドソン川の奇跡』のザ・シネマ版を除けば)『ミリオンダラー・ベイビー』を最後に制作されていません。『運び屋』もしかり。これはもったいない!ということで、遂に吹き替え新録に踏み切った次第です。
でもイーストウッドの声と言えばこの人、だった山田康雄さんが亡くなってから、その後を継いだ野沢那智さん、小林清志さん、瑳川哲朗さんといった皆さんも次々と鬼籍に入られてしまい・・・今この役をお願いするなら誰?と悩んだ結果、憧れのダンディボイス(テレ東的には「空から日本を見てみよう」の“くもじい”でもあります)伊武雅刀さんが大役を引き受けてくださいました。イーストウッドを巡る面々の声も、ゴージャスな声優陣が結集。奇跡の快作『運び屋』を、これぞ洋画番組!な気合いのテレビ吹き替えでお楽しみください。
≪『運び屋』あらすじ≫
アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は90歳の園芸家。家族と別れ、孤独で金もなく、経営する農園には差し押さえの危機が迫っていた。そんな時に、ある仕事が舞い込む。ただ車を運転すればいいだけの訳もない話だ。しかしアールが引き受けてしまったのは、実はメキシコの麻薬カルテルの“運び屋”だった。安全運転の老ドライバーは疑われることもなく、順調に運び屋稼業を繰り返す。しかし麻薬取締局の捜査の手は徐々に彼に近づいていた…。
シネマクラッシュ『運び屋』
2024年3月4日(月)夜7時~夜8:54
BSテレ東(BS7ch)/ BSテレ東4K(4K7ch) 全国無料放送
【キャスト】
クリント・イーストウッド(アール・ストーン):【声】伊武雅刀
ブラッドリー・クーパー(ベイツ捜査官):【声】田村真
ローレンス・フィッシュバーン(主任捜査官):【声】玄田哲章
ダイアン・ウィースト(メアリー):【声】大西多摩恵
アリソン・イーストウッド(アイリス):【声】三石琴乃
アンディ・ガルシア(ラトン):【声】安原義人
【監督】 クリント・イーストウッド
【脚本】 ニック・シェンク
【制作年・国】 2019年・アメリカ
【公式HP】→ シネマクラッシュ
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