長谷川のお薦めって事でどうでしょう♥︎

review_hasegawa_topbanner

世の中、暖冬だというけれど、やっぱり寒さが身に沁みるのは歳のせい!? 今年も、年明けと共に1つ歳を重ねた私でございます。本年も宜しくお願い致します。

スターリングラード [Blu-ray]

では2016年の1本目、2001年公開、ジャン=ジャック・アノー監督作品

『スターリングラード』

をご紹介します。第二次世界大戦時にソビエト連邦に実在した人物、ヴァシリ・ザイツェフを主人公に、スターリングラードにおける激戦を描いた映画です。

1939年8月23日、犬猿の仲といわれたヒトラーとスターリンによって、ドイツとソ連の間に締結された不可侵条約は、1941年6月22日に開始されたドイツのソ連侵攻により終焉。
1942年、アドルフ・ヒトラー率いるドイツ第三帝国は、絶頂の時であった。ドイツ軍の勢力はソ連西部一帯まで広がったが、それでも尚、黒海・カスピ海方面の油田地帯を抑えるべく、進軍を進め、その途上にある大都市スターリングラードは激戦の地と化していた。
そんな中、1人の羊飼いヴァシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)が、赤軍に身を置いていた。遺体の中に潜んでいたヴァシリと将校ダニロフ(ジョゼフ・ファインズ)は、壊れた建物内で寛ぐドイツ将校たちを見つけ、チャンスとばかりに狙撃を試みるが、弾が装填されていないことにも気づかず引き金を引く。未熟さを露呈した彼は、ヴァシリの方が銃の操作に長けていると認識し、狙撃を任せることに。そして、次々とドイツ兵を葬るヴァシリは、一躍戦場の英雄となる。しかし、一人の女兵士ターニャ(レイチェル・ワイズ)をめぐり、2人は対立する。一方ドイツ軍は、ヴァシリを仕留めるため、狙撃の達人ケーニッヒ少佐(エド・ハリス)を派遣する。双方の狙撃手による、緊迫感あふれる戦いに息をのむ。
作品を盛り上げるふきカエのキャストは、ヴァシリに平田広明さん、ダニロフに堀内賢雄さん、ケーニッヒ少佐に佐々木勝彦さん、ターニャに田中敦子さんと、重厚なメンバーが勢ぞろいです。
ちなみに、只今上映中の『杉原千畝 スギハラチウネ』でも独ソ不可侵条約について知ることができますよ。戦いの果てにあるものは、何なのか。この冬、少し考えてみるのもいいのでは?

[作品画像はAmazon.co.jpより]
※Amazonのページで紹介しているビデオテープ・DVD・ブルーレイ等のソフトは、日本語吹替え音声を収録していなかったり、このページで紹介しているものとは異なるバージョンの日本語吹替え音声を収録している場合もありますので、ご購入等の際はご注意ください。

 

ミッドナイト・イン・パリ [Blu-ray]

2本目は2012年公開、

『ミッドナイト・イン・パリ』

です。ウディ・アレン氏が監督・脚本を務めています。フランスのパリを舞台に、オシャレでファンタジックな物語が繰り広げられます。

主人公ギル・ペンダー(オーウェン・ウィルソン)は映画脚本家で、処女小説の執筆に苦闘の日々を送っていた。そんなギルは、婚約者のイネス(レイチェル・マクアダムス)と、その両親と共にパリを訪れる。旅行中2人は、イネスの友人ポール(マイケル・シーン)と遭遇し、一緒にパリを回ることに。
ある夜の12時、酒に酔ったギルがパリをうろついていると、アンティークカーが止まり、車中の男女がギルを誘う。向かったパーティーには、なぜか、コール・ポーター、F・スコット・フィッツジェラルドとその妻ゼルダがいた。な、なんと!そこは、ギルが愛してやまない1920年代だったのだ。その後も、クラブにはジョセフィン・ベーカーがいたり、バーにはアーネスト・ヘミングウェイ(コリー・ストール)がいたりと、とにかく舞い上がるギル。あくる日の夜も、12時の鐘が鳴り、今度はヘミングウェイが乗る古いプジョーが現れた。彼と一緒にスタインの家に行くと、そこにはパブロ・ピカソとその愛人アドリアナ(マリオン・コティヤール)がいた。そこでアドリアナに一目惚れするギル。そんな夢のような時間を行き来しながら、イネスとアドリアナの間で揺れる心に悩むギルは、サルバドール・ダリ(エイドリアン・ブロディ)に、“それはごく自然なことだ”と言われ、ますます頭を抱えるのであった。
オシャレな作品を惹きたてるふきカエのキャストは、ギルを森川智之さん、イネスを落合るみさん、ポールを山本兼平さん、ヘミングウェイを小山力也さん、ピカソを松本忍さん、ダリを大川透さんと豪華なメンバーでお送りします。
みなさんも、パリの街を散歩してみませんか?

[作品画像はAmazon.co.jpより]
※Amazonのページで紹介しているビデオテープ・DVD・ブルーレイ等のソフトは、日本語吹替え音声を収録していなかったり、このページで紹介しているものとは異なるバージョンの日本語吹替え音声を収録している場合もありますので、ご購入等の際はご注意ください。