- 2015.12.1
- コラム・キングダム
- 吉田Dのオススメふきカエル
『激突!2大ヒットシリーズ最新作!』
博士「♪じゃーんじゃーんじゃじゃじゃじゃーんじゃんじゃじゃじゃじゃーんじゃんじゃじゃじゃ」
小林「はいストップ」
博士「なんでいいとこで止めんの」
小林「キリがないじゃないですか!」
博士「しかしやってから気がついたがの、今のフレーズを字で読んだだけで『スター・ウォーズのテーマ』だって分かる人、どんぐらいいるんじゃろか」
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
12月18日 全国一斉公開
監督:J・J・エイブラムス
出演:ハリソン・フォード キャリー・フィッシャー
配給:ディズニー
公式サイト:starwars.disney.co.jp/movie/force
はるか彼方の銀河系で繰り広げられる、家族の愛と喪失の壮大な物語。
家族を知らず砂漠の惑星で孤独に生きるヒロイン、レイの運命が、新型ドロイドのBB-8、戦うことに疑問を抱く兵士フィン、そして、フォースの暗黒面の担い手、カイロ・レンらと交わる時、銀河の命運を賭けた戦いの渦中へと導かれる。
果たして、真のフォースに目覚める者は、誰か…?
博士「つーかワシら二人、このコラムには久々の登場なんじゃがみんな覚えててくれとるかの」
小林「さーねー。最後の出番は2012年の4月でしたから…あ、一応リンク貼っときました」
博士「ときに小林君、ちょっとこのメール見てみい。ホレホレ」
小林「えーと…“インターネットチケット購入完了のお知らせ スター・ウォーズ/フォースの覚醒 日時12月18日18:30”…って博士、もしやこれ初日の一回目」
博士「そーおなのよーお!あの熾烈なチケット争奪戦を勝ち抜いちゃったのよお!」
小林「なんかキャラ変わってますよ。でも凄いじゃないですか、あの予約開始の日ってアクセスが殺到して映画館のサーバが軒並みダウンしたんですよね」
博士「そんなこともあろうかと二台のパソコンでそれぞれブラウザ二つずつ立ち上げての、計四つの回線でリロードを繰り返して奇跡的に繋がったんじゃ」
小林「その情熱が仕事に向けばなー」
博士「うーるさい。まあ16年前のエピソード1の初日、日劇の前に8時間並んだのに比べれば楽なもんじゃ」
小林「あの頃はネット予約なんて無かったですからねー」
博士「しかし感慨深いのは今回のポスターな、隅から隅まで見てもルーカス大将の名前と“THX”の文字がどこにもないんじゃ」
小林「その二つはいわばスター・ウォーズの象徴ですもんね。時代を感じるなー」
博士「とは言え今度の監督J・J・エイブラムスはあの『スター・トレック』を見事にリブートしてくれたお方じゃからの、期待して損はないぞ」
小林「ポスターにも懐かしい顔がちらほら見えますしね」
博士「船長に姫にチューイに…それでいて肝心の“彼”の姿がないのがまた気になるのー」
小林「そこは観てのお楽しみってことで。何しろ公開間近なのにストーリーも謎のままですから」
博士「さすがにその辺の秘密主義は徹底しとるのー。吹替えキャストの情報についてもあっちを突っついたりこっちにカマかけたりいろいろしたんじゃがの、現時点で未だ謎のままじゃ」
小林「まあそこも観てのお楽しみですよ。公開は12月18日!」
『007 スペクター』
12月4日 公開
監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ クリストフ・ヴァルツ
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
公式サイト:www.facebook.com/JamesBond007JP
ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンド役を演じる「007」シリーズ第24作。「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンドは、そこに隠された謎を追って単身メキシコ、ローマと渡っていく。その過程で悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルキア・スキアラと出会ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を突き止めるが……。
小林「さて、お次は007ですよ博士」
博士「ダニエル・クレイグも六代目を襲名してはや四作目、ボンド役も板についたところじゃが、今回はハードルが高いぞ」
小林「何しろシリーズ最大のヒットになったあの『スカイフォール』の後ですからね」
博士「前作がどれだけ名作だったかは2012年の12月の拙コラムを参照してくれたまい。しかし心配は御無用。今回のボンドはある意味“次のステージ”に到達しとるのよ」
小林「確かに『カジノ・ロワイヤル』から『スカイフォール』までは“クレイグボンド誕生三部作”ですからね。今回からが本番、と」
博士「前作でMにマネペニーにQと、定番キャラも出揃ったしの。そして今回の敵はあの“対敵情報活動、テロ、復讐、強要のための特別機関”こと“スペクター”じゃ。まさに真打ち登場」
小林「やっぱり007はスペクター相手に戦ってナンボですよねー。加えて今回はボンドガールもゴージャスだし」
博士「モニカ・ベルッチにレア・セドゥじゃからのー。美女が二人でもう美女美女」
小林「はいはい。で、レア嬢の役名が“マドレーヌ・スワン”ってのがまたソレっぽいですよね」
博士「ボンドガールは“プッシー・ガロア”とか “クリスマス・ジョーンズ”みたいに変な名前をつけられるという伝統があっての。今回のマドレーヌ・スワンも伝統に則っとるわけよ。おまけに吹替え版で声を演じるのがあの園崎未恵様とくれば君、こりゃもう数え役満ぐらいの勢い」
小林「例えがちょっとアレですけど、まあ言いたいことはわかります」
博士「吹替え版は未恵様の他にも藤真秀ボンドに原康義Mほかレギュラー陣はもちろん続投、加えてゲストのクリストフ・ヴァルツ=山路和弘と来て、まさに鉄壁の布陣じゃな」
小林「吹替え版まで王道なわけですね。これは楽しみだなー」
(日本語吹替え版のスタッフ・キャストはこちら)
小林「しかしスター・ウォーズと007が同時期に公開なんて、なんとも大盤振る舞いですね」
博士「これまでスター・ウォーズは夏休みの公開が定番だったからの。『ジェダイの復讐』と『オクトパシー』が同時期公開だった30年前を思い出すわ」
小林「30年後に又この2シリーズの新作が観られるなんて、その頃は想像してませんもんねー」
博士「長生きはするもんじゃよ。じゃあ皆さんも『スター・ウォーズ』初日の日劇で儂と握手!」