長谷川のお薦めって事でどうでしょう♥︎

review_hasegawa_topbanner

嗚呼、暑い…。今年の夏はなんて暑いのだろうか!!あの超ロングな梅雨が明けた途端に、まるでやけくそ的な暑さです。そして、いまだに続く新型コロナウィルスの脅威。さらには、世界的な異常気象、人々を襲う自然災害…と人間は何をしてしまったのか!?この厳しい現実、一人一人が今できることをやっていきましょう!!手洗い!うがい!マスク!忘れずに!!

長谷川のお薦めって事でどうでしょうでは今月の1作目をご紹介します。2019年公開、ジェームズ・グレイ監督作品

『アド・アストラ』

です。
人類は宇宙開発を続け、火星に宇宙基地を建造した。そこで地球外知的生命体の探査に携わり、消息を絶ったとされる著名な宇宙飛行士H・クリフォード・マクブライド(トミー・リー・ジョーンズ)の息子、ロイ・マクブライド(ブラッド・ピット)は、その父のように優秀な宇宙飛行士となっていた。ある日、地球が大規模なサージ電流に覆われ、全世界で多大な被害が発生する。ロイもサージによる爆発事故に巻き込まれたが、パラシュートで難を逃れた。アメリカ宇宙軍に極秘に招集されたロイは、この巨大サージが地球外知的生命体探査計画「リマ」で用いられる反物質装置によって引き起こされた可能性があることを知る。さらにその計画のリーダーは、ロイの死んだはずの父、クリフォードだというのだ。ロイに課せられた任務は、クリフォードへのメッセンジャーだった。ロイの監査役であり、クリフォードの旧友でもあるプルイット大佐(ドナルド・サザーランド)と共に、火星地下にある通信基地を目指す。プルイットが語るクリフォードへの想いを胸に道中の様々な困難を乗り越え、ロイの向かう先には…。
ふきカエのキャストは、ロイを山寺宏一さん、クリフォードを菅生隆之さん、プルイットを清川元夢さんがアテられています。観ている自分も息苦しくなってくるほどの宇宙空間の圧迫感と緊張感。そして言いようのない孤独感。その中で考える自分自身や人生とは…。ベテラン勢の迫真の演技と併せてじっくりとご覧ください。
 

長谷川のお薦めって事でどうでしょう続きまして2作目は、同じく2019年公開、アンソニー・マラス監督作品

『ホテル・ムンバイ』

です。2008年に起きたムンバイ同時多発テロを描いた作品です。
ムンバイにある高級ホテル「タージマハル・ホテル」のレストランで給仕として働くアルジュン(デヴ・パテル)は、急いで仕事に向かう際、誤ってサンダルで家を出てしまった。そのことを咎められ、サイズの合わない靴を履くことに。そんな時、まさかの事態が。街には銃声が響き渡り、逃げ場を求めた人々がこのホテルに押し寄せた。従業員たちは何事かと思いつつロビーに迎え入れたが、流れ込む人々に紛れたこの事態の首謀者であるテロリストに侵入され、完全に占拠されてしまった。観光客・宿泊客・ホテル従業員関係なく次々に殺されていく。残された従業員たちは、自分たちも死ぬかもしれないという極限の状況だったが、オベロイ料理長(アヌパム・カー)の指示の下、宿泊客を守るために立ち上がる。無慈悲な銃撃、人々の流す赤い血。その恐怖の中、五つ星ホテルマンたちは勇気と信念を持ち、奇跡の脱出劇を呼び起こす!!
ふきカエのキャストは、アルジュンを高橋英則さん、オベロイ料理長を堀越富三郎さんがアテられています。アルジュンの必死な姿、オベロイ料理長の協力を仰ぐシーンは感動の一言に尽きます。圧倒的な緊迫感で描かれる衝撃の実話を、臨場感溢れる演技と共に是非ご覧ください。
国際的なイベントをホストすることも多い、わが日本ですが、もし宿泊するホテルにテロリストが現れたら…。自分はどうするだろうかと考えさせられる映画です。いつ誰にでも突然起こりうる恐怖。どうか全世界の人々が幸せでありますように…!!

[作品画像はAmazon.co.jpより]
※発売メーカー、およびAmazonのページで紹介しているDVD・ブルーレイ等のソフトは、日本語吹替え音声を収録していなかったり、このページで紹介しているものとは異なるバージョンの日本語吹替え音声を収録している場合もありますので、ご購入等の際はご注意ください。