- 2018.4.1
- コラム・キングダム
- ダークボの吹替え偏愛録
インディ・ジョーンズ降臨!だけど…
アカウント「@darkbo」でツイッターを始めてからもうすぐ9年(マジかよ…)。「twilog」を使って遡ってみると、数年前にこんなことをつぶやいてました。
正直この頃は、無料BS局でインディ・ジョーンズを放送することなど永久に無いだろう(地上波が手放さないから)、とタカを括ってたんですが、テキトーなことを言うもんじゃないですね。
2018年、おなじみBSジャパン「シネマクラッシュ」にて、
4月4日(水)夜7時40分から 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、
4月11日(水)夜7時40分から 『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、
そして5月には『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』と『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を放送します! まさか、俺の定年を待たずに実現するなんて…ううう(涙)
でも、感激している場合じゃありません。ここからは、前々回のコラムで予告した愚痴になります。まあ聞いてくださいよ。
今回の放送、『レイダース』、『魔宮の伝説』、『最後の聖戦』は、テレビ版のふきカエ(インディはもちろん村井國夫さん!)で放送します。
そして『クリスタル・スカルの王国』。テキトーなつぶやきとは言え、5年前に「新録を約束しますよ」と言った気持ちは本物で、約束を守ろうと、新録したい旨を申し入れたんですが…「権利元が許してくれ」ませんでした。
実は、ウチの前にこの4作を放送されたシネフィルWOWOWさんも、村井インディのコンプリートを目指して新録を考えたそうなのですが、権利元のルーカスフィルム(今はディズニー傘下ですね)に拒否されたとのこと。先方曰く、「現在保有している吹替え版がベストだと考えている」からだそうです。
ベストとかそういう問題じゃないんだけどなあ(内田直哉さんのインディだって素敵ですよ)。そもそも前3作は最初のふきカエであるソフト版もインディ=村井さんだったし、テレビ版も放送を許されてるんだから、4作目も同じ声で行きたい、というのはごく普通のリクエストだと思うのですが、これがハリウッドには理解してもらえない。どーして?
もちろん、シネフィルWOWOWさんの事情は知りつつ、再度交渉はしたんですよ。でも…ダメでした。けんもほろろ、というヤツ。
と言うわけで『クリスタル・スカルの王国』は、BSジャパンでもソフト版のふきカエで放送します。無念なり。まあ、前作から19年ぶりに製作された4作目ですから、インディも年輪を重ねて声が変わったということで…(内田直哉さんは村井國夫さんよりずっと年下なんだけど)。
こんなダウナーな愚痴ばかり書いてちゃ、番宣になりませんね。いかんいかん。
2020年(ハリソン・フォード78歳!)にはシリーズ5作目の噂もあるインディ・ジョーンズ、今度の舞台は前作の11年後と言うから1968年? 19世紀生まれのヒーロー、インディが遂に俺の子供時代に!? こりゃあ観るまで死ねないな。
新作への期待を込めてお送りするBSジャパンの4作連続放送、どうぞお見逃しなく!
[作品画像はAmazon.co.jpより]
※Amazonのページで紹介しているDVD・ブルーレイ等のソフトは、日本語吹替え音声を収録していなかったり、このページで紹介しているものとは異なるバージョンの日本語吹替え音声を収録している場合や既に廃盤となっている場合もありますので、ご購入等の際はご注意ください。